レッドソックス強い!2連勝で優勝確率79・6%
「ワールドシリーズ・第2戦、レッドソックス4-2ドジャース」(24日、ボストン)
レッドソックス(ア・リーグ)がドジャース(ナ・リーグ)に連勝した。ドジャースの前田健太投手は七回から4番手で登板し、2/3回1安打無失点、1奪三振だった。
前日の第1戦を制したレッドソックスは、この日も打撃陣が好調。ドジャースの柳賢振に対し、0-0の二回にボガーツが左中間フェンス直撃の二塁打で出塁すると、2死からキンズラーの左前適時打で先制点を奪った。
ドジャースも負けてはいない。四回、先頭フリーズが右前打を放ち、チーム初安打をもたらすとマチャドの中前打、テイラーの四球で無死満塁の絶好機を迎える。ケンプの中犠飛で同点にすると、1死一、二塁からプイグが中前適時打を放って逆転した。
しかし、レッドソックスが底力を見せる。1-2の五回2死走者なしからバスケス、ベッツが連打、さらにベニンテンディが8球粘って四球を選び満塁とする。柳賢振をマウンドから引きずり下ろすと、代わったマドソンからピアースの押し出し四球で同点に。さらに4番マルティネスの右前適時打で2点を勝ち越し、再逆転に成功。本拠地に「BEAT!LA!(ロサンゼルスをやっつけろ!)」の大合唱が響き渡った。
ドジャースは2点を追う七回に前田を投入。2年連続でワールドシリーズの舞台に立った右腕は1死からベッツに左越え二塁打を許し、続くベニンテンディを空振り三振に仕留めた後、交代した。
レッドソックスは先発プライスが6回3安打2失点で勝利投手に。七回以降を3人の継投でリードを守り切って快勝した。シリーズ2連勝のチームがチャンピオンになる確率は79・6%。