崖っぷちのドジャース フリースの先頭初球弾で反撃

レッドソックス戦の1回、本塁打を放って塁を回るドジャースのフリースと盛り上がるファン=ロサンゼルス(共同)
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 「ワールドシリーズ・第5戦、ドジャース-レッドソックス」(28日、ロサンゼルス)

 前田健太投手が所属するドジャースは0-2の一回、1番フリースが初球を右越えソロ。シリーズ1勝3敗で崖っぷちから反撃ののろしを上げた。

 先制したのは5年ぶりの頂点に王手をかけているレッドソックス。一回1死一塁からピアースが左中間へ2ラン。ドジャースのエース、カーショーの初球、148キロ直球を完璧に捉えた。プレーボールからわずか3分、6球で2点をもぎとった。

 しかし、その裏の攻撃でドジャースが意地を見せる。先発予定だったセールに代わってマウンドに立ったプライスに対し、1番フリースが初球、148キロを右翼席へ叩き込んだ。本拠地の熱狂が渦巻くなか、右こぶしを突き上げて一塁を回った。

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