大谷翔平、米誌2つ目の新人王 老舗「ベースボール・ダイジェスト」が選出
エンゼルスの大谷翔平投手(24)が10月31日(日本時間11月1日)、米野球専門誌「ベースボール・ダイジェスト」のア・リーグ新人王に選ばれた。大谷にとっては「ベースボール・アメリカ」に続く米誌2つ目の栄冠。
「-・ダイジェスト」は1942年創刊の老舗雑誌。新人王は選考委員7人が3名連記で投票(1位3点、2位2点、3位1点)し、合計点によって決定。大谷は1位6票、3位1票の計19点で最大のライバルと目されているヤンキース・アンドゥハー(12点=1位1票、2位4票、3位1票)に競り勝った。
今季の大谷は打者で104試合、打率・285、22本塁打、61打点、10盗塁。長打率・564は両リーグ新人ベスト、出塁率・361はア・リーグ新人1位だった。投手では10試合、4勝2敗、防御率3・31。投打で質の高いパフォーマンスを披露し、ベーブ・ルース以来、100年ぶりの本格的二刀流が本物であることを証明した。
大谷はすでに米専門誌「ベースボール・アメリカ」の新人王に選出されたほか、選手間投票による新人王の最終候補3人にも入っている。また、BBWAA(全米野球記者協会)が選ぶ新人王の発表が12日(同13日)に控えている。
ナ・リーグの新人王はブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(20)。111試合、打率・293、26本塁打、64打点、16盗塁だった。