マリナーズ、レイズと大型トレード 正捕手らを放出し、俊足外野手獲得

 米大リーグ、マリナーズは8日(日本時間9日)、レイズとの3対2の交換トレードで正捕手ズニーノと控え外野手ヘレディア、マイナー左腕のプラスメイヤーを放出し、俊足巧打の中堅スミスとマイナー外野手フレイリーを獲得したと発表した。

 スミスは今季141試合に出場し、打率・296、出塁率・367、リーグ最多の10三塁打、同2位の40盗塁をマーク。外野全ポジションをこなし、8月以降は1番打者を指定席とした。

 マリナーズは俊足巧打のスミスを獲得したことで課題の一つだった中堅手の補強に成功。右翼には日米野球で来日中のハニガーが、左翼には今季はけがで出遅れたギャメルがおり、ディポトGMが来季開幕メンバー入りを示唆したイチローの役割が注目される。

 レイズに移籍したズニーノは12年ドラフトで1巡目、全体3位でマリナーズ入り。今季は113試合、打率・201、2年連続20本塁打、44打点を残し、守備が高く評価された。ヘレディアは125試合、打率・236、5本塁打、19打点だった。

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