大谷 大差で新人王 開幕前酷評の米記者も1位票「歴史的なこと」

 大リーグの新人王が12日(日本時間13日)発表され、ア・リーグはエンゼルスの大谷翔平投手(24)が、ナ・リーグはブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(20)が受賞した。日本選手の受賞は野茂(95年、ドジャース)、佐々木(00年、マリナーズ)、イチロー(01年、マリナーズ)に続き、史上4人目の快挙となった。

 今季新人最多の27本塁打、92打点をマークしたヤンキースのアンドゥハーとの接戦も予想された新人王レース。ふたを開けてみれば、大谷の圧勝だった。

 全米野球記者協会(BBWAA)に所属する会員の中から選ばれた30人による投票。新人王は3名連記で1位5点、2位3点、3位1点とし、合計点で決定する。

 大谷に1位票を投じたのは30人のうち25人、2位票が4人。対してアンドゥハーの1位票は5人、2位票20人、3位票4人。137ポイント対89ポイント。その差は歴然だった。

 「1ショウヘイ・オオタニ、2ミゲル・アンドゥハー、3ジョーイ・ウェンドル」

 自身のツイッターで投票の内訳を公表したのは「米ヤフー・スポーツ」のジェフ・パッサン記者だ。オープン戦で結果の出ない大谷の打撃をメジャー球団のスカウトの談話「高校生レベルだ」を使って酷評したが、開幕後の投打にわたる活躍を見て「申し訳ない」と原稿で公開謝罪している看板記者は「オオタニのやったことは歴史的。偉大な打者。平均以上の投手。受賞にふさわしい」とつぶやいた。

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