MLB最優秀監督 ナ・リーグはメジャー経験なしのスニトカー監督が初受賞

 大リーグの最優秀監督が13日(日本時間14日)、発表され、ナ・リーグはブレーブスのブライアン・スニトカー監督(63)が初受賞、ア・リーグはアスレチックスのボブ・メルビン監督(57)が6年ぶり3度目の受賞を果たした。

 16年途中から指揮を執るスニトカー監督は今季、90勝72敗でチームを5年ぶりの地区優勝に導いた。投票権をもつ30人のうち17人から1位票(5点)を集めるなど、合計116ポイントを獲得。11人が1位票を投じたブルワーズのカウンセル監督(計99ポイント)に競り勝った。

 選手としては76年ドラフトでカブスから25巡目で指名されてプロ入りするもメジャー昇格は一度もなく、80年に引退。82年に26歳の若さでマイナーの監督を務めて指導者の道へ。監督歴22年。史上7人目のメジャー経験のない最優秀監督となった。

 メルビン監督はマリナーズ、ダイヤモンドバックスの監督を歴任して11年にアスレチックスの監督に就任。同賞を受賞するのはダイヤモンドバックス時代の07年とアスレチックス監督時代の12年に続き、3度目となった。

 今季の開幕時のチーム総年俸はメジャー30球団で最低のおよそ6300万ドル(約72億円)。苦戦が予想された中、ア・リーグ西地区2位の97勝を挙げ、ワイルドカードで4年ぶりのポストシーズンに進んだ。

 メルビン監督は1位票18人、2位票10人、3位票1人で計121ポイントを獲得。今季両リーグ最多の108勝を挙げたレッドソックスのコーラ監督に42ポイント差をつけて圧勝した。

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