大谷翔平の元同僚、二刀流挑戦 カワートがマリナーズで内野手と投手を兼任
エンゼルスで大谷翔平投手(24)と同僚だったカレブ・カワート内野手(26)がウエーバー公示をへてマリナーズへ移籍し、新天地で投手との二刀流を目指すことになった、と10日(日本時間11日)、大リーグ公式サイトが伝えた。
カワートは2010年ドラフトで高卒ながらエンゼルスから1巡目、全体18位で指名され、15年にメジャーデビュー。メジャー4年の通算成績は打率・177、6本塁打、33打点。今季はスーパーユーティリティー選手として内野全4ポジションと左翼を守り、47試合、打率・134、1本塁打、10打点だった。3Aでは64試合、打率・287、6本塁打、45打点をマークした。
大リーグ公式サイトによると、高校時代のカワートは投手としても高く評価されていたが、プロ入りを機に野手を選択したという。マリナーズ移籍後のポジションは「内野手兼右投手」と表示されている。
米スポーツサイト「ブリーチャーリポート」のスコット・ミラー記者はマリナーズの発表を受け、自身のツイッターで「マリナーズがエンゼルスからウエーバーで二刀流選手を獲得した。しかし、悲しいかな、それはショウヘイ・オオタニではなく、内野手兼右投手のカレブ・カワートです。昨季は登板していないが、球団は彼が二刀流選手としてスプリングトレーニングに参加すると言っている」と伝えた。