エンゼルス・大谷、二刀流“指南役”任せろ 毎日スポーツ人賞グランプリ受賞 

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(24)が13日、東京都内で行われた「2018毎日スポーツ人賞」の表彰式に出席した。メジャー1年目の今季は投手で4勝、打者で22本塁打と活躍し同賞のグランプリを受賞。大谷は今後、二刀流に挑戦する選手が出現した場合に“指南役”を担う覚悟を示した。

 晴れやかな表情を浮かべた。二刀流の功績が認められた大谷は「挑戦の1年だった。最初から最後まで頑張れたのが良かった」と笑顔で語った。

 日米の注目を集めたメジャー1年目。投手で10試合に登板し4勝2敗、防御率3・31。打者では104試合に出場し打率・285、22本塁打、61打点、10盗塁。堂々のア・リーグ新人王にも輝いた。大リーグで早々と存在感を示した男は、投打の二刀流に挑戦する選手の出現を歓迎した。

 「これから先、もし(誰かが二刀流に)なることがあれば、自分が進んできた道や取り組んできた練習が、多少なりとも参考、例にはなると思う」

 実際、エ軍の元同僚でマリナーズ入りが決まったカワートの二刀流挑戦が報じられるなど、同じ道を歩もうとする選手は現れつつある。彼らにとって自らの経験が「プラスになるところはある」と大谷。お手本となって“指南役”も担う心意気だ。

 自身は、10月に右肘の靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。リハビリは順調で、来春キャンプまでに打撃練習を再開予定。打者に専念する19年へ「自分のポジションをしっかり1年間キープしていけるように」と意気込んだ大谷。パイオニアとして自らが道を切り開く。

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