大谷熱望 メジャーで雄星と花巻東対決 来季投手「ない」打者で実現だ!

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が18日、東京・日本橋三越本店で行われた東京写真記者協会主催「2018年報道写真展」オープニングセレモニーに出席した。打者に専念する来季は、メジャー移籍を目指している花巻東の先輩・菊池雄星投手(27)との対戦を熱望。10月1日に右肘の靱帯(じんたい)再建手術を受け、出場微妙とされる開幕戦に照準を合わせていく姿勢を明かした。写真展は24日まで開催される(入場無料)。

 写真展でメジャー初本塁打後のサイレントトリートメントの写真を眺め「いつ見てもいい。楽しかった」と笑顔を見せた大谷。投打の二刀流で日米を沸かせた1年目を終え、来季への新たなモチベーションが生まれた。同窓対決の実現だ。

 移籍を目指して渡米中の菊池について「連絡は取っていない。(球団選びに)お忙しい時期なので集中してチームを決めてもらいたい」と配慮しながらも、対戦への思いは隠しきれなかった。「先生(佐々木洋監督)がすごく楽しみにしている。同じ高校でなかなかメジャーリーグで対戦するというのもないと思いますし、見せたいというのは当然ある」と目を輝かせた。

 4月には投手としてのリハビリを再開するプランを立てているが、シーズン終盤の投手復帰は「ない」と断言する。打者一本で勝負する来季。「1年間、毎試合安定して出られれば、(菊池登板時の)打席に立つ機会がある」。オースマス監督は開幕出場へ慎重な姿勢を見せているが、大谷自身はあくまでも「最短を目指して頑張る」とあきらめてない。

 現在は都内のジムで下半身中心のウエートトレと、ランニングに励む。1月には素振りを再開する計画だ。日本ハム時代、菊池に対しては通算5打数2安打3三振。メジャーでも、尊敬の念を抱く先輩攻略が目標だ。

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