雄星は最初の3年がカギ 驚きの変則7年120億円契約

 米大リーグ、マリナーズと合意したと報じれられている西武の菊池雄星投手(27)の契約内容が新たに判明した。大リーグ公式サイトなど、複数の米メディアが1日(日本時間2日)、4年5600万ドル(約61億3千万円)が保証され、最大で7年1億900万ドル(約119億4千万円)になると伝えた。

 同サイトによると、両者が合意した契約の内容は最初の3年の総年俸が4300万ドル(約47億1千万円)で、3年が満了する21年オフに選手が4年目1300万ドル(約14億2千万円)を選択するか、球団が4年6600万ドル(約72億3千万円)の契約延長を選択する、という変則的な内容だという。

 米サイト、ファンクレッド・スポーツのヘイマン記者は12月31日のツイートで、4年目から4年の延長は選手側に選択権があるとしていたが、この日のツイートで大リーグ公式サイト同様、契約延長の権利は球団側にあるとした。つまり、菊池は最初の3年で結果を残すか否かで、今後の契約内容が大きく変わるということになる。また、球団が契約延長のオプションを行使しなくても、菊池が4年目に結果を残せば2022年シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となり、マリナーズを含むメジャー全30球団との交渉次第で大型契約を結ぶことも可能となる。

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