大谷、同名の心臓病患う子供をお見舞い「頑張れ翔平くん」
心臓病のため米国での心臓移植手術を待つ兵庫県尼崎市生まれの川崎翔平ちゃん(1)を励まそうと、米大リーグで新人王に輝いたエンゼルスの大谷翔平投手(24)が5日、入院先の大阪府内の病院を訪れ、同じ名前という縁から「頑張れ翔平くん」と書いた色紙などをプレゼントした。
面会用の会議室に入った大谷は、ベッドで寝ていた翔平ちゃんのほおをさすり「翔平くんっていうんだね」と笑顔で語りかけた。膝の上で抱きかかえると、翔平ちゃんはきょとんとした表情。大谷は「早くドナーが見つかるといいですね」と両親を気遣った。
翔平ちゃんは、誕生直後に拡張型心筋症と診断されて闘病中。二刀流で活躍していた大谷選手にあやかって名付けた縁から両親や支援者が訪問を依頼し、快諾されたという。