ナ・リーグ指名打者制は見送り 大リーグのオーナー会議
【ニューヨーク共同】米大リーグ機構(MLB)のオーナー会議が開かれ、選手会との間で検討していたナ・リーグでの指名打者制の導入を見送ったと8日、AP通信が報じた。投手にイニングが終わるまでは3人以上の打者との対戦を義務づけることや、投球間の時間制限などのルール変更は引き続き、話し合うという。
6月にロンドンでレッドソックス-ヤンキースで史上初の欧州での公式戦を行うが、来季もメッツ-ナショナルズか、カブス-カージナルスのロンドン開催を計画している。
試合時間短縮を推進するMLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは、選手会の同意なしの導入には消極的な姿勢だ。