雄星、26日にメジャーOP戦初登板 MLB公式サイトは「キクチの直球」に期待

居残りでマウンドから投球して初実戦に備える菊地(撮影・小林信行)
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 「マリナーズ春季キャンプ」(24日、ピオリア)

 マリナーズの菊池雄星投手(27)が25日(日本時間26日午前5時10分開始)に行われるレッズとのオープン戦でメジャー実戦初登板を果たす。

 登板を翌日に控えたこの日はキャッチボールや守備練習で調整した菊池。練習後は誰もいなくなったフィールドのマウンドから17球を投げて球の軌道を確認。西武時代の試合前日のルーティンを実践したことを明かした。

 初登板は2イニングを投げる予定。テーマの一つに捕手との意思疎通を挙げ、「ここまでいい調整ができている。すごく楽しみです。開幕したと想定しながら自分のベストを出したい」と気持ちを高ぶらせていた。

 “新生”マリナーズの先発陣の柱として期待されている。大リーグ公式サイトは「2019年に打者を支配する可能性を秘めた10の球種」と題した特集記事の中で、カージナルスの剛腕・ヒックスのスライダーなどとともに「キクチのストレート」を紹介。「大リーグの左腕の平均球速が91・4マイル(約147キロ)に対し、彼はNPBで96~98マイル(154~158キロ)を計時していた。過去3年の奪三振率も平均を上回っている。メジャーの打者たちにとって初対戦になる点もさらに有利に働くだろう」と分析した。

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