イチロー、途中出場で2打数無安打 福良元オリ監督と高橋元巨人監督が観戦
「オープン戦、マリナーズ4-4レンジャーズ」(26日、ピオリア)
マリナーズのイチロー外野手(45)が五回から途中出場し、2打数無安打だった。
24日のロッキーズとのオープン戦では実戦514日ぶりとなる盗塁を記録したイチロー。この日はスタメンを外れ、1-1の五回に指名打者エンカーナシオンの代打で登場した。
観客の大きな拍手と歓声を受けて打席に入ったイチローは左腕バードに対し、ツーボールから低めの142キロ速球を打ったが、角度のついた打球は右飛。フェンス近くまで飛んだ打球にスタンドはどよめいたが、右翼手のグラブに収まった瞬間、大きなため息。ベンチに下がる背番号51に拍手が送られた。
八回無死一塁の第2打席は三飛。左腕カーティスとの対決は2球連続ボールの後、見逃しストライクと空振りでカウント2-2に。最後は5球目、外寄り145キロ速球をとらえ切れず、三塁への小フライとなった。
マイナー契約から開幕メジャーを目指すイチローはここまでオープン戦3試合に出場し、通算5打数1安打。この日はオリックス時代の同僚で前オリックス監督の福良淳一氏(58)と前巨人監督の高橋由伸氏(43)がキャンプ地を訪れ、試合を観戦した。