雄星 憧れイチの前で二回までパーフェク投 三回に暗転、2失点

降板後に収穫と課題を語る菊池(撮影・小林信行)
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 「オープン戦、ロイヤルズ8-0マリナーズ」(2日、サプライズ)

 オープン戦2度目の登板で実現したイチローとの共演。振り向けば子供の頃から憧れ続けてきた存在がいる。「(守備で)カバリングに行きながらうれしくなりました」。背番号「51」を視界にとらえるたびに心が弾んだ。

 二回まで3三振を含む6人斬り。この日の課題だったスライダーは「カウント球に使えた」と手ごたえを感じた。全39球のうちボールはわずか8球。「(体の)バランスもすごくよく、指にかかったボールを投げれてます」。滑るボールや硬いマウンドには順応できている。

 三回は一転、先頭に安打を許した後、死球でピンチを広げて2失点。「追い込んでからの投球が課題」。甘く入った球を痛打された場面を振り返り、「改めてレベルの高さを感じました」と話した。

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