イチロー3打数無安打で打率・125 正中堅手候補は日本開幕戦アウト
「オープン戦、パドレス-マリナーズ」(5日、ピオリア)
マリナーズのイチロー外野手(45)はパドレスとのオープン(OP)戦に「8番・DH」で出場し、3打数無安打。7打席連続無安打でOP戦出場7試合の打率を・125(16打数2安打)とした。八回に代打を送られ、交代した。
0-0の二回2死二塁の第1打席は昨季マイナー9勝の24歳右腕クアントリルに対し、初球の外角150キロストライクを見送った後、低めの134キロの変化球を打って左飛だった。
1-5の五回は先頭で二ゴロ。昨季2勝の右腕ミッチェルに対し、カウント3-1から内角150キロ速球をとらえ切ることができず、力のないゴロが野手の正面に転がった。
同点の六回1死一、二塁の好機はマイナー右腕ロドリゲスに左飛。ワンボールから内角高めの150キロ直球をファウル、外角に外れるカーブを見送った際に二塁走者が三盗を成功させて好機拡大。カウント2-1から4球目、低めの127キロカーブを打ったが、打球は左中間浅くに高々と上がった。
試合前にはサービス監督が、右肘痛のため別メニューで調整している正中堅手候補のスミスについて言及。この日から素振りなどの打撃メニューを始めたことを明かし、20、21日の日本開幕戦の出場を「かなり厳しい」との見通しを語った。
また、正右翼候補のハニガーは腰に張りを訴え、3日のダイヤモンドバックス戦に続き、この日の試合も欠場した。