レッドソックス、ナックルの使い手が禁止薬物80試合出場停止
大リーグ機構(MLB)は6日(日本時間7日)、レッドソックスのスティーブン・ライト投手(34)を薬物規定違反により80試合の出場停止処分を科したと発表した。禁止薬物に指定されているヒト成長ホルモンの一種、GHRP-2の陽性反応があったという。今季の年俸は137万5000ドル(約1億5千万円)。
ライトはナックルボールの使い手で米野球データサイト「ファングラフス」によると、昨季の配球の92%がナックルボールで平均球速は121キロ。直球の平均は135キロだった。メジャー6年の通算成績は75試合、24勝15敗、防御率3・77。13年と18年はチームのプレーオフ進出に貢献し、プレーオフのベンチ入りはならなかったが、ワールドチャンピオンの一員になっている。
同投手は17年12月に夫人に対するDVの疑いで逮捕。MLBから15試合の出場停止処分を受けている。