イチロー、無死満塁で空振り三振 12打席連続快音なくOP戦打率・100
「オープン戦、マリナーズーカブス」(8日、ピオリア)
マリナーズのイチロー外野手(45)は「9番・右翼」で出場し、2打数無安打。4戦12打席連続ノーヒット(四球含む)でオープン戦の打率を・100(20打数2安打2四球)とした。
この日までオープン戦8試合で打率・111のイチローは三回、先頭で二ゴロ。台湾出身の右腕、曽仁和に対し、カウント1-2からの4球目、外角低めの138キロ変化球を転がし、一塁へ走ったが、きわどい判定はアウト。スタンドからは審判の判定にブーイングが起こった。
2-9の五回無死満塁の絶好機は空振り三振。右腕バーグマンの外角ボールを2球連続で見送った後、3球目の外角球を見逃しストライク、続く142キロ速球をファウルにしてカウント2-2に。最後は内角高めの140キロ速球にバットは空を切り、イチローコールを合唱したファンからは大きなため息が漏れた。