大谷が投球開始 「抑えて」60球投げる
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「エンゼルス春季キャンプ」(8日、テンピ)
右肘手術からの復帰を目指すエンゼルスの大谷翔平選手(24)が8日、投球プログラムを開始し、20~40フィート(約6~12メートル)の距離で計60球を投げた。ボールを投げるのは術後初。
「(球速が)出そうなのを抑えて投げるというのが今日のアレなんで、ふんわりしたボールでしたけど、そういう感じで投げました」。20球を超えたところで距離を伸ばし、40球すぎに最長の12メートルに。最後の10球は距離を縮めながらクールダウンした。
今季は打者に専念し、二刀流として復帰するのは来季から。「とにかくいい状態で計画通りにまず打者として復帰するというのが、一番目先の目標。そのままで行ければ最短で復帰できるんじゃないかと思います」。5月中の復帰に向かって確実に前進している。