雄星、好スタートへ「投げ切りたい」 21日第2戦先発内定
東京ドームで開幕戦(20、21日)を戦うマリナーズとアスレチックスが16日、都内のホテルで来日会見に臨んだ。マリナーズからはスコット・サービス監督(51)とイチロー外野手(45)、菊池雄星投手(27)が登壇。
メジャーデビューが日本凱旋登板となる菊池は、高まる気持ちを隠さなかった。サービス監督、イチローと並んだ会見。心境を問われると「こんなチャンスは二度とない。キャリアのスタートをいい形で投げ切りたい」と力を込めた。
21日の第2戦先発が内定。キャンプ当初は「ボールが滑って不安だった」と振り返ったが「日に日に慣れて、自分の形ができてきた」と手応えを示した。実戦は3試合に登板し「収穫と課題が見つかった。すごくいいキャンプ、オープン戦を過ごした」と自信を胸にマウンドへ向かう。
実直な受け答えに、隣のイチローから「真面目だね」と突っ込みを入れられた左腕。指揮官からは「適応したと思う」と背中を押された背番号18が、東京から成功への道を進んでいく。