イチロー 3打数無安打で交代 21打席連続無安打…守備ではファン魅了

4回マリナーズ1死一塁、内野ゴロに倒れたマリナーズ・イチロー=東京ドーム(撮影・出月俊成)
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 「プレシーズンゲーム、巨人-マリナーズ」(17日、東京ドーム)

 マリナーズ・イチローが9番・右翼でスタメン出場。3打数無安打でベンチへ退いた。今春の実戦は21打席連続無安打となった。

 第1打席は二回、無死一、二塁で巨人・今村と対戦。フルカウントからの6球目を打ち、中飛だった。第2打席は四回、1死一塁、再び今村と対戦し、3球目を打って二ゴロに倒れた。

 六回、2死一塁で迎えた第3打席は田口と対戦。3球目に詰まりながらも一塁頭上へライナー性の打球を放ったが、ファウル。観客からはため息が漏れた。その後、4球目を打ち、遊ゴロに倒れた。この打席を最後にベンチへ退くと、交代のコールにファンからは「えーっ」と残念がる声と、ため息がこだました。

 キャンプでの実戦は25打数2安打、打率・080と結果は出ていなかったが、これで21打席連続無安打になった。実戦は28打数2安打、打率・071となったが、アスレチックスとの開幕戦では出場が見込まれている。

 イチローは08年にオープン戦で26打席連続無安打と苦しんだが、シーズンでは両リーグ最多タイの213安打をマークした。

 バットでは結果が出なかったが、守備ではらしさも発揮。一回、右翼の守備では坂本勇の飛球をフェンスにぶつかりながら好捕。ファンから大歓声を浴びた。

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