“イチロー劇場”立ち見含め満員札止め!イチメーター作者・エイミーさんも来た
「プレシーズンゲーム、巨人4-6マリナーズ」(17日、東京ドーム)
球場全体が“イチロー劇場”に沸いた。2012年以来の東京ドームへの凱旋となったレジェンド。そのプレーを目に焼き付けるため、正午開始の試合にもかかわらず満員札止め。立ち見も含め4万6315人のファンが詰めかけ、背番号51も「びっくりしましたよね」と目を丸くした。
午前10時の開場と同時に、多くのファンがスタンド前方に殺到した。右翼のポジションでの守備練習。処理したボールが、スタンドに投げ込まれるたびに歓声が起き、背面キャッチを試みる姿にどよめいた。打席に入ると、スタンドから一斉にスマートフォンやカメラが向けられた。
普段は熱烈なG党が陣取る右翼席。その最前列には、イチローの安打数をカウントする「イチメーター」でおなじみのエイミー・フランツさんの姿も。なじみ深い自身のファンを確認したイチローは定位置からグラブを向け、謝意を示した。グラウンドとスタンドの間で、心温まる交流となった。