ダル、マメで降板も術後最多の88球
カブスのダルビッシュ有投手(32)は19日、アリゾナ州メサでのマリナーズ戦に先発し、4回2/3を5安打2失点で6三振を奪った。昨年9月に右肘手術を受けた後最多となる88球。右手薬指のまめのため降板したが「最後のスライダーを投げた時に皮がめくれた。2、3日で投げられると思う」と心配する周囲を安心させた。
相手はマリナーズ。開幕2連戦のため東京に滞在するチームとは違うマイナー主体の相手に投げ「皆、ハングリーだし、アグレッシブにくるから難しい」と気を引き締めてマウンドに上がった。
課題となっているスタミナ面は「確実に毎試合良くなっている」と手応えを口にする。好内容の投球を見せても慢心はせず「良かったり悪かったり。それがダルビッシュ」と笑い飛ばした。