引退のイチロー、エンゼルス大谷に“隔年二刀流”を提案「20勝した翌年に50本塁打」
米大リーグ・マリナーズのイチロー外野手(45)=本名鈴木一朗=が21日、都内ホテルで会見を開き、現役引退を発表した。200人を超える報道陣が集まった中、日米で活躍したプロ野球界のレジェンドは、「きょうのゲームを最後に現役生活に終止符を打ち、引退することとなりました」とユニホームを脱ぐことを表明した。
イチローは対戦がかなわなかったエンゼルス・大谷翔平について、「世界一の選手にならなきゃいけない選手です。僕がピッチャーで翔平バッターっていうのをやりたかったんです」と残念そう。
それでも大谷には大きな期待を寄せ、「投げることも打つこともやるなら、1シーズンピッチャー、次のシーズンはバッター。それでサイヤングとホームラン王を取ったら。そんなの考えることもできないですよ。でもその想像をさせる点で、人とは明らかに違う選手だと思うんですけど、その二刀流は面白いなと思うんですよね」と“隔年二刀流”を提案した。
具体的には「ピッチャーとして20勝するシーズンがあって、翌年に50本打ってMVPとったら化け物ですよね。でも想像できなくはないですからね」と、二刀流に20勝&50本塁打という“ノルマ”を課していた。