イチローとオリックス同期入団の田口コーチがコメント「ひとつの時代が終わった」
オリックス・田口野手総合兼打撃コーチが21日、引退を発表した91年のドラフト同期入団のイチローについて、コメントを発表した。
「ひとつの時代が終わったという感覚をこんなに強く感じたことは今までありません。28年にわたるお祭(ショータイム)が終わり、虚無感でいっぱいです。思い返せば、1月に練習を見に行った時に、打ち方を変えた?という話になり“バットヘッドを94年の感じにしました”と。年間200安打を最初に打ったそのフォームから放たれる打球は神戸の球場のバックスクリーンやライトスタンド上段まで飛んでいました。あの時点で既に覚悟は決まっていたのかもしれないです。最後に東京ドームで日本のファンの方に大きなプレゼントを贈って終わると。最後の2日間は原点回帰したスーパースターをじっくり観させていただきました。同期で入団し、いろいろな形で彼から刺激を頂いたことに感謝です。もう観られないと思うと寂しいですが…。ありがとう。お疲れさまでした」