イチロー「国民栄誉賞」授与検討へ 菅官房長官が示唆
マリナーズのイチロー外野手(45)の現役引退表明について、閣僚からは22日の閣議後記者会見で、実績への評価や慰労の言葉が相次いだ。菅義偉官房長官は今後、国民栄誉賞授与を検討していく考えを示唆した。
「国民にそうした声があることは十分認識しているが、現役引退を公表されたばかりであり、現時点では何も決まっていない」とする一方で「数多くの輝かしい記録を樹立し、日米の野球ファンを魅了した」と評価した。
菅氏は引退表明に関し「ついにこの時が来てしまったかという思いだ。プレーを見られなくなることはとても寂しいが、これまでの活躍と功績に敬意を表し、お疲れさまと申し上げたい」と述べた。