雄星、きょう米国デビュー 昨季覇者レッドソックスからメジャー初勝利目指す

 「マリナーズ-レッドソックス」(29日、シアトル)

 マリナーズの菊池雄星投手(27)がレッドソックス戦(日本時間30日午前11時10分開始)で米国&本拠地デビューを果たす。

 メジャー初登板となった21日の東京ドームでのアスレチックス戦は4回2/3、91球を投げて4安打2失点(1自責)、1四球3奪三振。リードした場面での降板。勝利投手の権利までワンアウトだったが、勝敗はつかなかった。

 中8日のマウンドとなる相手は昨季のワールドチャンピオン、レッドソックス。MVP&首位打者ベッツや打点王マルティネスを擁する強力打線について「一発もありますし、小技というか、ヒットエンドランや盗塁も含めて動いてくるチームだと思うので、とにかく無駄なランナーを出さずにいいカウントを作れればなと思います」と菊池。「日本でもよく知られている有名なバッターですし、対戦を楽しみにして(メジャーに)来てますので、自分のボールをしっかり投げれればなと思っています」と話した。

 投球数が100以下に制限される中でのマウンド。「前回はフォアボールは1個しかなかったんですけど、ボール、ボールで入ってしまって長いイニングを投げられなかったんで、五回、六回、七回としっかりとイニング数を投げられるように、なるべくストライク先行でいけたらなと思います」と、この日の課題を口にした。

 レッドソックスのラインアップは以下のとおり。(数字は昨季の成績)

1番・左翼 ベニンテンディ 打率・290、16本塁打、87打点、21盗塁

2番・右翼 ベッツ     打率・346、32本塁打、80打点、30盗塁

3番・DH マルティネス  打率・330、43本塁打、130打点

4番・遊撃 ボガーツ    打率・288、23本塁打、103打点

5番・二塁 ヌネス     打率・265、10本塁打、44打点

6番・三塁 ディバース   打率・240、21本塁打、66打点

7番・一塁 トラビス    打率・220、1本塁打、7打点

8番・中堅 ブラッドリー  打率・234、13本塁打、59打点、17盗塁

9番・捕手 バスケス    打率・207、7本塁打、46打点

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