マエケン粘投 5回1失点で連勝呼んだ「悪い状態でもまとめられた」
「ロッキーズ6-10ドジャース」(5日、デンバー)
再三のピンチをしのぎ、ドジャースの前田健太投手(30)が開幕2連勝をたぐり寄せた。5回4安打1失点。本調子でない中でも踏ん張り「ずるずる点を取られてしまうのか、最少失点で我慢して粘るのかは大きな違いだと思う」とうなずいた。
1-0の三回は無死満塁で3番アレナドに犠飛を許したが、続くストーリーは一直併殺に。捉えられた打球で「抑えたうちに入らない」というが、昨季まで15打数3安打と抑えた好相性を反映するように一塁手の正面に飛んだ。
要所を締め、昨季地区優勝を最後まで争った強豪との初戦をものにした。「悪い状態でもまとめられたというのは、すごく収穫。次はもう少し内容のいい登板にできるように頑張りたい」と前向きな気持ちで修正を期した。