マエケン メジャー通算40勝「自信になる」七回途中1失点!チーム最多3勝目
「ドジャース9-6レッズ」(16日、ロサンゼルス)
ドジャースの前田健太投手(31)がロサンゼルスでのレッズ戦に先発し、粘り強い投球で6回2/3を4安打1失点、5三振3四球で3勝目(1敗)を挙げた。この勝利でメジャーでの通算勝ち星は4年目で40に到達した。
監督と右拳を合わせ、観客からはスタンディングオベーションを受けた。前田は七回途中までを粘って最少失点にまとめた。11日に31歳になってからの初登板を、チーム最多の3勝目で飾り「幸先よく勝てて良かった」と白い歯をのぞかせた。
4点差にしてもらった直後の三回に連続二塁打で1点を失うと、四回も2死満塁のピンチを招いた。ここで打席に迎えたのは投手のマーレ。前の打席で二塁打を許したものの「巡り合わせは悪くはない」と振り返ったように3球三振に仕留め、勢いに乗った。
それまでの力みを反省し「落ち着いて、力を抜いてというふうに切り替えることができた」と言う。昨季までの同僚の4番プイグを直球で二飛に仕留めるなど、打者3巡目の五回以降は相手打線を単打1本に抑えた。
メジャー4年目が始まったばかりで、早くも通算勝ち星は40に達した。「節目ではないけれど、たくさん勝たせてもらっていることは自信になる。チームの力のおかげ」といつものように感謝を口にした。