マリナーズ・雄星、次戦オープナーも 疲労度を見極め先発1イニング限定で
マリナーズの菊池雄星投手(27)はメジャー初勝利から一夜明けた21日、キャッチボールなどで調整した。次回登板は26日のレンジャーズ戦が予定されている。
前日の試合後には西武時代のチームメートらから祝福メールが届いたという菊池。一夜明けの気持ちを問われると「昨日、(試合後に)宿舎に着いた時点で次の試合に向けて準備は始まってるわけですから、あまり喜びに浸ってる時間もない」と気を引き締めた。
次回登板については、先発で1イニング限定となる可能性が出てきた。登板ローテを維持しつつ、球数を制限し、負担を軽減することが狙いで、球団が菊池の入団時から温めてきたプランだ。サービス監督は「今日、明日の状態を見て決めたい」とした。
2001年を最後にプレーオフから遠ざかるチームは地区首位と好調。同監督は「8、9月もいい状態でいてほしい」と菊池を要所で活躍させるため、故障に細心の注意を払う構えだ。