雄星、次戦27日は短縮登板 けが防止目的のマ軍の“秘策”
マリナーズの菊池雄星投手(27)が次回先発予定の26日(日本時間27日)のレンジャーズ戦が短いイニングを投げる“短縮登板”になることが決まった。大リーグ公式サイトなど、米メディアが23日(同24)、サービス監督の話として伝えた。
先発ローテーションを守りながら、けが防止や疲労軽減のために定期的に投球回数を短かくする登板機会を与えることは、1月の入団会見でディポトGMが明かしていた起用法のひとつ。複数球団が菊池に興味を示す中、同投手がマリナーズ入りを決断した理由でもある。
菊池はここまで6試合に登板し、1勝1敗、防御率4・68。32回2/3を投げて8四球、23奪三振をマークしている。3試合連続で中4日のマウンドとなった前回、20日(同21日)のエンゼルス戦は5回10安打4失点と苦しみながらもメジャー初勝利を挙げ、3月末に他界した父・雄治さん(享年59)にささげる白星となった。
大リーグ公式サイトによると、サービス監督はイニング数を明確にはしなかったが、1回をめどにしており、球数が少なければ、2回を投げる可能性があるという。