史上初の快挙!MLBとNFL両方でドラ1指名 オクラホマ大のQBマレー
NFL(米プロフットボール)のドラフト会議が25日(日本時間26日)、テネシー州ナッシュビルで始まり、カージナルスが1巡目全体1位でオクラホマ大のQBカイラー・マレーを指名した。
同選手は昨年6月のMLB(米大リーグ)のドラフト会議でアスレチックスから外野手として1巡目全体9位で指名され、契約金466万ドル(約5億2000万円)で合意したが、今年1月にNFL入りを表明し、大きな注目を集めていた。米スポーツ専門局、ESPN(電子版)によると、MLBとNFLで1巡目で指名されたのは史上初だという。
マレーはアスレチックスと合意後もオクラホマ大でQBとしてプレーを続行。チームをプレーオフに導き、ハイズマン賞(年間最優秀賞)を受賞したことで評価が上昇していた。
同サイトによると、マレーはアスレチックスと合意後、契約金の一部150万ドル(約1億6000万円)を受け取り、129万ドル(約1億4000万円)を返還。残りの316万ドル(約3億6000万円)の受け取りを放棄した。アスレチックスは同選手をマイナーリーグの制限リストに入れ、保有権を維持しているという。