大谷、第4打席は強烈な三直 相手の好守で初安打はお預け
「タイガース-エンゼルス」(7日、デトロイト)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)がタイガース戦に「3番・指名打者」で復帰。この試合初めての右腕、ヒメネスと対戦した七回、1死二塁で迎えた第4打席は三直に倒れた。強烈なライナーだったが、三塁手・キャンデラリオが横っ飛び。相手の好守で初安打はお預けとなった。
先発左腕ノリスに対しては3打数無安打1打点。一回、1死一塁で巡ってきた第1打席は見逃し三振。三回1死二、三塁で巡ってきた第2打席で遊ゴロを放ち、初打点をマークした。五回、1死一塁で巡ってきた第3打席は低めのスライダーに空振り三振に倒れた。
昨年10月に右肘手術を受け、負傷者リスト入りしていた大谷の公式戦出場は昨季最終戦の18年9月30日以来、219日ぶり。打点は9月28日アスレチックス戦の七回、第4打席に適時内野安打以来221日ぶり。
昨年10月1日に右肘の靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、球団の方針により今季は打者に専念することが決まっている大谷。球団作成のリハビリ・プログラムに従い、術後およそ4カ月の今年2月に素振りを開始。日々の状態を確認しながらティー打撃や室内打撃練習など、段階を踏んで強度を上げて行った。