米大リーグ、ブルワーズは１０日（日本時間１１日）までに元広島のジェイ・ジャクソン投手（３１）がメジャー４０人枠から外れ、今後は３Ａサンアントニオでプレーすると発表した。

　１６年に来日し、広島の３年連続リーグ優勝に貢献したジャクソンは今年２月にブルワーズとマイナー契約で合意。開幕メジャーはならなかったが、３Ａでは７試合連続無失点で１勝０敗３セーブ。８回２／３を投げて１４三振を奪う快投を認められ、４月２９日にメジャー昇格を果たした。同日のロッキーズ戦で４年ぶりとなるメジャーのマウンドに立ち、強打者アレナドを空振り三振に仕留める上々のスタートを切った。

　しかし、５月１日の同カードで３ランを浴びるなど、１回２安打４失点。２四死球と日本で培った制球力を発揮できず。翌日の試合でもソロ被弾で失点するなど、防御率１９・２９と精彩を欠いた。

　ブルワーズは５日、同投手をメジャー４０人枠から外すための手続きを取り、ウェーバー公示期間に獲得球団が現れなかったため、この日のマイナー行きが決まった。