大谷、第4打席はどん詰まりの三ゴロ 好機で凡退
「オリオールズ-エンゼルス」(10日、ボルティモア)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)が、「3番・指名打者」で出場した。
6点リードで迎えた六回、2死一、二塁の第4打席は、右腕フィリップスの内角球に振り遅れ、どん詰まりの三ゴロに倒れた。
第2打席まではメジャー8年目の右腕ストレイリーとの初対戦。右肘手術の復帰から4戦連続で3番に起用された大谷は初回、2死走者なしの場面で4球目、外角低めいっぱいに入るバックドアのスライダーにバットが出ず。見逃し三振に倒れた。
三回の第2打席はフルカウントから低めの変化球にバットが空を斬り、空振り三振に倒れた。
第3打席は五回1死二、三塁の好機で、代わったばかりのフィリップスと対戦。2ボールから3球目に手を出し、遊ゴロに倒れた。
7日のタイガース戦で戦列復帰した大谷はここまで3試合に出場し打率・182(11打数2安打、3四死球、5三振)。前日のタイガース戦は初回に復帰後初安打となる右前適時打を放つなど、4打数2安打1打点、1四球、1三振だった。
敵地ボルティモアは二刀流選手としても活躍したベーブ・ルースの出身地。ルース以来の本格的二刀流としてメジャーでも認められた大谷に復帰後初本塁打が飛び出すか、注目されていた。