マエケン4勝目 6回1安打無失点 新フォームで今季最高の内容
「ドジャース5-0ナショナルズ」(10日、ロサンゼルス)
ドジャースの前田健太投手(31)が6回を1安打無失点で二塁を踏ませず、今季最高といえる内容で4勝目を挙げた。一回に先頭打者を歩かせたが、下半身の力を抜く新しいセットポジションで快投が始まった。
「初回に試してみたらすごい良かった」と好感触を得たフォームで、変化球がストライクゾーンいっぱいに決まる。唯一の安打は三回で、伸び盛りのディフォにチェンジアップを軽打で中前に打ち返されたが、1番・イートンを外角スライダーで二邪飛に打ち取るなど上位打線を寄せ付けなかった。「セットに入ってからの投球がすごく良かった。今年一番良かったと思う。途中からセットでいこうかなというぐらい」という。セットとスライダーに自信を深め、今後につながる大きな1勝となった。