マー君3勝目!7回5安打1失点 サイ・ヤング賞スネルに投げ勝った
「レイズ1-7ヤンキース」(12日、セントピーターズバーグ)
ヤンキースの田中は12日、セントピーターズバーグで行われたレイズ戦に先発し、7回5安打1失点で4試合ぶりの白星となる3勝目(3敗)を挙げた。
地区首位のレイズ打線に七回まで最少失点で、エースのスネルとの投げ合いを制した。田中は4月20日以来の白星に「全体的に早い段階で自分のカウントに持っていけたことが一つの良かった要因ではないかと思う」と自己分析した。
昨季サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)の左腕スネルは五回に先に失点し、六回途中に降板した。田中は「特に得点が入った裏の回はしっかりと抑えていこうという意識はあった」と言う冷静なプレートさばきで投げ勝った。ブーン監督は「田中が流れをつくってくれた」とたたえた。
最近の不調の要因だったスプリットも改善されつつある。「次の登板で、さらにいい状態に持っていけるように、また調整していきたい」と浮かれることなく言った。