大谷 中堅への133M弾に「確認の意味ではいい打球だった」一問一答【3】

 「ツインズ4-5エンゼルス」(13日、ミネアポリス)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「3番・指名打者」で出場し、三回に復帰後6戦26打席目で初本塁打となる1号2ランを放つなど、3打数2安打2打点、2四球。本塁打は中堅やや左、飛距離131メートルだった。2戦連続3度目のマルチ安打で打率は・250。大谷は復帰1号を「あそこにああいう飛距離の打球が打てる状態だという安心感がある。確認の意味ではいい打球」と自己評価した。

 大谷との主な一問一答は以下の通り。

 ◇    ◇

 -三回の本塁打。あの方向にあれだけの飛距離が出るのは持ち味だと思うが、手術を乗り越えて同じような打撃ができることへの手応えは。

 「あんまりないですね。手術する前も(右肘靭帯を損傷した状態で)しっかり打ててましたし、打撃に関しては感覚がしっかり戻れば、十分同じような感覚で行けるのでは、と思ってましたし、ただ、配球も含めて、攻め方も変わってくるので自分がきちんとしないと、去年と同じことやっていては去年と同じ成績、もしくはそれ以上の成績は出ないかなと思います」

 -初本塁打が出て安心?

 「安心というか、明日以降よりリラックスして打席に入れるかなというか、早めに1本出るとそれ以降の打席がちょっと楽になってくるかなと思います」

 -1打席目で7球粘って四球。2打席目のホームランにリンクする部分は?

 「どれもきわどいコースだったので、ストライクでもボールでも(判定がどっちに転んでも)しょうがないような感じでしたけど、今日はきわどいところ(コース)が僕の方に転がってきたのかなと思う。浅いカウントから微妙なところにあまり手を出さないというのは悪いことではないので、その中で甘く来たボールをしっかりコンタクトできれば、いい率が残るんじゃないかなと思います」

 -本塁打の場面。インパクトの瞬間は。

 「とらえた感じは『行くな』と思いましたし、練習で打ってる感じもレフトが浅めだったので、多少打ち損じても行くのは分かってたので、『行くな』とは思ってました」

 -シーズン1本目で自分の強い部分を出せた。

 「あそこにああいう飛距離の打球が打てる状態だという安心感がある。他の球種に対してもっと違うアプローチができるという、確認の意味ではいい打球だったと思います」

 -勝利の後にベンチから一番に出て選手を迎えている。何か決めごとがある?

 「ないです。僕はユニホームを着てるので、もちろん、まだ出てますが、みんなはフードをかぶったり、ジャージを着てたりするので、そこ(先頭)にいても見栄えはよくないなと思ってます(笑)」

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