大谷 復帰後初アーチ放ち「明日以降、リラックスして打席に入れるかな」一問一答【1】
「ツインズ4-5エンゼルス」(13日、ミネアポリス)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「3番・指名打者」で出場し、三回に復帰後6戦26打席目で中堅へ初本塁打となる1号2ランを放つなど、3打数2安打2打点、2四球。敵地のファンも驚かせる飛距離131メートルの今季初アーチを放ち「明日以降、リラックスして打席に入れるかな」と話した。
試合後の大谷との主な一問一答は以下の通り。
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-今季26打席目の豪快な一発だった。
「(ツインズの先発ベリオスは)バランスよくどの球種も投げる投手なので、あまり(頭の中で)真っすぐとか変化球寄りということもなく、三塁にランナーがいたので、外野までしっかり打てればいいんじゃないかなと思っていきました」
-試合前の打撃練習で柵越えが多かった。調子のよさは感じていたか?
「そうですね。昨日もよかったですし、BP(フリー打撃)の時のボールの見え方も、とらえ方も悪くなかったので、そのまま試合に入っても(第1打席で)フォアボールも取れましたし、そういう形で出てくれたのはよかったかなと思います」
-2日前の試合後、「ここまで無駄な打席はない」と話していた。結果として本塁打になったことで明日以降、気持ち的に楽になるということは?
「個人的に楽になるということはないですけど、チームとしてカードの頭を取れたというのは、相手がすばらしい投手だったのでいいことじゃないかなと思います。明日以降のゲームに対してもリラックスして打席に入れるかなと思います」
-メジャー1年目の1本目と、我慢の時をへての今季の1本目。感情的に違いはありますか?
「どのホームランももちろんうれしいですけど、去年の初めのホームランはホーム(本拠地)で打ちましたし、特別じゃないかなと思ってます」
-九回の右前打。左投手の外角低めの変化球をいい反応で右方向へはじき返した。
「初めて(打席に)立つ投手なので、(投げる球が)どういう軌道なのか分からないですし、そういう中で甘く来たボールをしっかりヒットゾーンまで運べたのはよかったと思います」