マリナーズ菊池3被弾 “午前様帰り”のチームのために粘投6度目QS
「マリナーズ6-5アスレチックス」(13日、シアトル)
マリナーズの菊池は今季初めて1試合で本塁打3本を打たれた。ただ七回途中3失点と試合をつくり「6回3点でいけたことはプラスにとらえたい」。クオリティースタート(6回以上で自責点3以下)は、登板10試合で6度目だ。
チームは東海岸遠征で連敗し、チャーター機が機体故障で約5時間遅れ、シアトルの空港に到着したのは午前2時ごろだという。先に戻っていた左腕は「皆はよく眠れていない。少しでも長くと思って投げた」と粘りの投球を見せた。
前回登板のヤンキース戦では、規則に違反して松やにを使用してグリップを良くした疑惑が浮上した。サービス監督は「(合法の)ロージンか何かが付いたんじゃないか」とかわし「彼の負けん気は素晴らしい」とたたえた。