大谷 第1打席は空振り三振 フリー打撃では43スイングで術後最多柵越え19本
「エンゼルス-ロイヤルズ」(18日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「3番・指名打者」で出場し、一回の打席は空振り三振だった。
トラウトの通算250本塁打となる10号ソロで1点を先制した直後の打席。大谷は今季3勝の右腕ジュニスに対し、初球、ボールになる126キロカーブを見送った後、150キロ速球、148キロ速球を打ったが、ともにファウルで追い込まれる。ボール1つを挟んでカウント2-2から内角低め、ワンバウンドのスライダーにバットは空を切った。
この日は試合前に行った打撃練習で43スイングで19本の柵越え。復帰後最多だった前日の12本、リハビリ期間に公開されたフリー打撃最多の15本を大幅に上回る打撃を披露。ロイヤルズの一塁側ベンチには選手たちが集まり“ギャラリー状態”となった。
打撃練習の前には術後初めて2日連続となるキャッチボールも行った。40フィート(約12メートル)から120フィート(約36・6メートル)の距離を計80球投げた。