ダル収穫6回7K3失点「五回までは本当に良かった」
「カブス4-5フィリーズ」(20日、シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手(32)がフィリーズ戦に先発。6回を4安打3失点、7三振3四球で勝敗は付かなかった。チームは延長十回、4-5で敗れた。4月27日以来の勝利を逃し「五回までは本当に良かった」と悔しさをにじませた。
1点リードの六回は先頭と強打者ハーパーに与えた四球に2安打が絡み、逆転された。「スライダー、カッター(カットボール)に頼り過ぎた。相手の出方も変わった。もうちょっと直球を投げれば良かったかな」と配球を反省した。
一方、前回登板で2年ぶりに2桁を記録した三振は七つを数えた。「自分を客観的に見たときに、ちゃんと自信があって自分の好きなように投げて自分のペースで投げている感じがしていた」と収穫を強調した。