マー君 また打球直撃でスイッチ入った「腹が立った」6回1失点好投
「オリオールズ5-6ヤンキース」(23日、ボルチモア)
ヤンキースの田中将大投手(30)はオリオールズ戦に先発し、6回1失点で勝敗は付かなかった。先発の役目を果たしたヤンキースの田中は「少しアプローチを変えて投球して、それがいい方向にいってくれた」とうなずいた。
二回にはルイーズの打球が右手人さし指、グラブをかすって左胸を直撃した。右すねに当たった前回登板に続くアクシデントに「腹が立った。いいスイッチになった」と言う。
三回からは「投げにいくときのちょっとした感覚」を調整。「よく戻れたなと思う」とそこから4イニングの好投を振り返った。
4試合連続のクオリティースタート(6回以上を自責点3以下)で、防御率は2点台に戻した。「最終的に終わってなんぼかが大事だから」と先を見据えていた。