雄星と大谷30日メジャー初対決へ…通算5打数2安打3三振 花巻東高の先輩と後輩

 マリナーズの菊池雄星投手(27)の次回先発が26日、本拠地シアトルで行われる30日(日本時間31日)のエンゼルス戦に決まり、花巻東高の3学年下のエンゼルス・大谷翔平投手(24)とメジャー初対決する可能性が出てきた。菊池は「周りが楽しみにしてくれるのはうれしいこと。岩手県の花巻というところから2人出たことはちょっと意味があるのかな」と語った。

 菊池が西武、大谷が日本ハムに所属した日本時代は2度当たり、通算5打数2安打、3三振だった。初対戦は2013年3月30日、菊池が2三振を奪って先輩の貫禄を示した。2度目は17年の開幕戦で、大谷が二塁打など2安打を放ち、成長を示した。

 大谷は昨季、一足先に渡米し、新人王に輝いた。7日に右肘手術から復帰し、打率・226、2本塁打、9打点と本来の姿には遠い。週1度、先発左腕との対戦時に取ってきた休養が菊池の登板日に重ならないとは限らない。それでも「しっかり結果も残せていれば出られる可能性がある」と対菊池には、かねて意欲的だった。

 大谷と同じア・リーグ西地区に所属したときから注目された対決だが、菊池は「僕はルーキー。個人的な勝負を楽しめるような余裕はまだ正直ない。毎試合必死に投げている」と控えめに話した。

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