大谷、らしさ全開!六回に中堅左へ4号2ラン 3戦ぶり7度目マルチ
「エンゼルス-アスレチックス」(4日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「3番・指名打者」で出場し、六回の第3打席でセンター左へ豪快な4号2ランを放った。
逃さなかった。0-4の六回。前打者トラウトが13球粘って死球で出塁。直後の初球、内角高め154キロツーシームを完璧にとらえてセンターの左へ運んだ。飛距離118メートル。美しい放物線を描いた大谷らしい一撃だった。
前日3日のカブス戦は指名打者制のない交流戦だったため、出場機会はなく、2試合ぶりに打席に立った大谷。初回は5月28日の対戦で3打数1安打(二ゴロ、一塁内野安打、二ゴロ)だった剛腕モンタスに対し、カウント2-2と追い込まれながら5球目、真ん中低めに沈む156キロツーシームを中前へはじき返した。時速166キロの打球は投手の足元を抜け、二遊間を真っ二つに割った。
5月31日のマリナーズ戦以来、3戦ぶり今季7度目のマルチ安打をマークした。