大谷、6打席連続安打! サイ・ヤング賞左腕から左前打→二盗→得点
「レイズ-エンゼルス」(14日、セントピーターズバーグ)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「3番・指名打者」で出場し、一回の打席で左前打を放った。11日のドジャース戦の最終打席での右前打とメジャー日本人初サイクル安打を達成した前夜のレイズ戦での4打数4安打を合わせ6打席連続安打とした。
昨季21勝、防御率1・89の成績でサイ・ヤング賞を獲得した26歳左腕スネルとの昨年5月18日以来の対決。初回1死二塁の好機はワンボールから内角低めの154キロ速球を逆方向へはじき返した。低い弾道の打球に左翼メドウズがスライディングキャッチで捕球したかに見えたが、滑り込んだ衝撃でボールはこぼれた。
1死一、三塁と好機を拡大した大谷は次打者プホルスの4球目に今季2盗塁目となる二盗に成功。2死からプエヨの左前適時打で2点目のホームを踏んだ。
大谷はここまで31試合に出場し、打率・281、8本塁打、26打点。前日13日は4打数4安打3打点でメジャーでは日本人初となるサイクル安打の偉業を成し遂げた。最近12試合で6本塁打をマークしている。
レイズの先発スネルとの前回の対戦結果は左中間二塁打、四球、一ゴロ。この試合後の大谷は二塁打について「正直、左ピッチャーの98マイル(約158キロ)っていうのは今まで体験したことがなかったので『どうやって打ったらいいんだろうな』っていう、ビデオもそうでしたけど、打席に入って、速いなって感じましたし、そこに対して数球でしっかり対応していけたっていうのはよかったんじゃないかなと思います」と話していた。
エンゼルスのラインアップは以下のとおり。打率・304、チーム2位の15本塁打&39打点と好調のラステラが左前腕の張りで試合開始直前にラインアップから外れた。
1番・三塁 フレッチャー 打率・306、4本塁打、23打点
2番・中堅 トラウト 打率・286、18本塁打、44打点
3番・DH 大谷 打率・281、8本塁打、26打点
4番・一塁 プホルス 打率・238、12本塁打、37打点
5番・左翼 プエヨ 打率・417、3本塁打、11打点
6番・右翼 カルフーン 打率・238、14本塁打、36打点
7番・捕手 ルクロイ 打率・232、7本塁打、25打点
8番・遊撃 トバー 打率・136、0本塁打、0打点
9番・二塁 レンヒフォー 打率・218、1本塁打、10打点
投手 ヒーニー 0勝1敗、防御率5・40