大谷翔平、4打数1安打1打点もチームは逆転負けで5割復帰ならず
「レイズ9-4エンゼルス」(14日、セントピーターズバーグ)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「3番・指名打者」で出場し、一回の第1打席で左前打を放ったが、チームは逆転で敗れた。5打席まわり、4打数1安打、押し出し四球による打点1がついた。
昨季21勝、防御率1・89の成績でサイ・ヤング賞を獲得した26歳左腕スネルとの昨年5月18日以来の対決。初回1死二塁の好機はワンボールから内角低めの154キロ速球を逆方向へはじき返した。低い弾道の打球に左翼メドウズがスライディングキャッチをしたかに見えたが、ボールはこぼれヒットとなった。
1死一、三塁と好機を拡大した大谷は次打者プホルスの4球目に今季2盗塁目となる二盗に成功。2死からプエヨの左前適時打で2点目のホームを踏んだ。
二回には2死満塁から押し出しの死球を選んだ。試合は五回まで4-0とリードしていたが、六回に5失点、七回にも4失点と後半に崩れ、勝てば5割復帰となる試合だったが、逆転負けを喫した。
勝ち投手はレイズのパガンで2勝目(1杯)、負け投手はエンゼルスのバトリーで3敗目(4勝)。