大谷 3試合連続安打 メジャー69勝右腕から初回に左前打

 「エンゼルス-レッズ」(26日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「3番・指名打者」で出場し、一回の打席で左前打を放ち、3試合連続安打とした。

 メジャー通算69勝のロアークとの初対決。17年WBC準決勝で日本を4回無失点に封じた右腕に対し、大谷はカウント1-2と追い込まれた後、ワンバウンドになるカーブをしっかりバットを止めて見送り、5球目、甘く入ったカーブを左前へ運んだ。

 この日の大谷は試合前に右肘手術後初めてブルペンに入り、投球練習を行った。昨季最後の登板となった9月2日のアストロズ戦以来、297日ぶりとなるマウンドから50%の力で43球。昨年10月1日の右肘手術からここまでの9カ月を振り返り、「キャッチボールもできない時期から比べたら、キャッチボールも楽しいし、今日みたいにまたひとつ段階が上がってブルペンで投げるのも楽しい。ちょっとずつ、いつの段階でも楽しいかなと思います」とにこやかに話した。

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