ダルビッシュ、高校野球の過密日程回避へ「予選を5月から」 学年別の投球制限も提案

 米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が26日、自身のツイッターを更新し、高校野球の過密日程解消について持論を語った。

 25日の岩手大会の決勝で、大船渡が最速163キロ右腕のエース・佐々木朗希投手(3年)を故障予防を理由に出場させることなく敗退。このことで様々な議論を呼んでいるが、これを念頭に置いた発言と思われる。ダルビッシュは地方予選の開催時期について、「春の地方大会やめて、夏の県大会予選5月からやればいいやん」と提言。「1回戦と2回戦の間10日ぐらい空きそう笑」としながらも、県大会を早い時期から開催することで日程に余裕を持たせ、投手の酷使をさけられるとした。

 また、予選で敗退した高校も早い段階から新たなチーム作りができるため、「毎年違う高校が勝ち上がってくる可能性も上がります」と、新たな副産物も生まれると指摘した。

 日程が空くことで、かえって1人の投手に依存する傾向が高まるのでは、という疑問に対しては「イニング制限すれば解決します」と回答。続けて「試合は9回でいいけど、1人7回までってすればいいかと。1年生5回、2年生6回、3年生7回とかすれば1、2年からの酷使も防げるんじゃないですか」と説明した。

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