大谷 五回の好機に併殺打 23歳右腕に翻ろうされる
「エンゼルス-パイレーツ」(12日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(25)は「3番・指名打者」で出場し、五回の第3打席は遊ゴロ併殺打だった。初回は空振り三振、三回は二ゴロ。
1-7で迎えた五回無死一、二塁の打席。ここまで23歳右腕ケラーに2打席無安打に抑えられていた大谷はここでもチャンスを生かせなかった。初球、内角低め132キロカーブを空振りすると、やや内角高め153キロ直球をファウルにして追い込まれる。外角に抜ける154キロ直球を見送った後、低め132キロカーブを二遊間へはじき返したが、遊撃手に処理され、最悪の結果となった。
空振り三振を喫した初回の打席は最速156キロの直球を3球連続ファウル。三回の打席でも打って出た3つの速球をファウルにしており、相手先発の球威に苦戦している。